歯科用顕微鏡の導入・設置について(厚生労働省医療施設基準認定済)
顕微鏡(歯科用マイクロスコープ)を用いることで、従来の視覚では捉えきれなかった微細な構造や病変を確認し、より精密な診断と治療を実現することが可能となります。
この精密医療機器は、患者様に対して高品質な歯科医療を提供するための重要な手段となりえます。顕微鏡歯科学の研鑽や技術の向上を目指し、学会参加や情報交換や技術の共有を促進するとともに、院長及びスタッフが最新の知識を持ち続けられるよう努めています。
当院の特色として、歯内療法(根の治療)の分野だけでなく、歯周外科、口腔外科手術、インプラントなど、多岐にわたる治療での応用を予定しております。
歯科医師だけでなく、歯科衛生士も歯科用マイクロスコープを操作し、相互にその技術を補完し合っています。
予約可能ですが初診、急患随時受付いたします。
IOS口腔内スキャナーの臨床応用ついて(厚生労働省医療施設基準認定済)
当院ではインビザライン社の口腔内スキャナー(iTero5D)を2024年より導入しております。インビザラインをはじめとする歯列矯正治療はもちろん、その他部分矯正やマウスピース矯正での使用はもちろん、CTとの併用で顔面の変化のシミュレーションも可能です。
昨年から健康保険での型取り(印象)に使用可能となりましたが、当院では従来よりインプラントの上部構造の作製や保険外の審美治療の補綴・修復物の作製に大活躍しております。
旧来の金歯や銀歯は手作りでしたが、現在ではお口の型取りで作製した石膏模型をスキャンしてデジタル信号化し、3Dプリンターや結晶の自動削り出しをコンピュータで行えるようになってきました。
口腔内スキャナーを利用することで、型取りや模型作製、輸送に伴う変形などのテクニカルエラーが無くなり歯の修復物の精度向上に寄与します。
この医療機器の使用も歯科衛生士が日々研鑽を重ね患者様への負担軽減に役立っております。
レーザー機器の臨床応用について(厚生労働省医療施設基準認定済)
当院には虫歯や歯周病手術への使用が認められているエルビニュームヤグ(Er-Yag)レーザーと、切開・止血に使用が認められている炭酸ガス(CO2)レーザーを設置しております。
これらの機器は従来からある回転切削器具より必ずしも効率がよいわけではありませんが、適材適所で使用することにより根管治療での応用や歯周治療で素晴らしい治療効果が報告されております。
東京科学大学病院などで実践されています。(自費治療)
当院では保険治療であっても、ケースバイケースで科学的根拠に基づいて有用性のある利用法を積極的に取り入れるようにしております。